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平成27年3月以前のコラム
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2019年6月14日(金)

近年、サンマの深刻な不漁が続き、これまで8月〜12月に限定していたサンマ漁の期間を通年で操業できるように変更すると水産庁が決めました。
 その不漁の原因の一つとして、今まで外国ではあまり食べられていなかったサンマが近年ではよく食べられるようになり、中国や台湾の外国漁船がサンマ漁を活発化させているからだそうです。
 日本が通年の漁を解禁したことにより心配する声もあがっています。各国が日本よりも先にサンマを捕まえようと考え、更なるサンマ乱獲につながり、他国との共倒れが待ち受けているのではないかという声も。
 海に囲まれ、水産資源に恵まれた日本では、水産資源管理の重要性が高く、今後もより厳格な資源管理が求められます。しかし、サンマに至っては、もはや日本だけの問題ではなく、諸外国との連携を取りながら漁をする段階にあるのかも知れません。
 このままでは将来的に、サンマが絶滅危惧種に指定される可能性もあるそうで、秋の味覚といえば「サンマ」と答えられなくなる日が来るのかと思うと少し寂しく感じます。


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